【共感疲労】「吸い取られた」と感じる夜、あなたは患者のゴミ箱になっている。〜プロが絶対にやってはいけない「同調」の罠〜

■ セッションの後、動けなくなっていませんか?

Kです。

今日は、多くの治療家・カウンセラーが密かに抱えている重たい悩みについて触れます。

あなたは、特定のクライアントとのセッションが終わった後、こんな症状が出ませんか?

• 鉛のように体が重い。

• 急激な眠気に襲われる。

• 頭痛や吐き気がする。

• 「あー、疲れた…」とため息しか出ない。

そして、家に帰ってもそのクライアントの言葉が頭から離れず、自分まで暗い気持ちになってしまう。

いわゆる「もらっちゃう」という現象です。

スピリチュアルな言葉では「エネルギーバンパイアに吸われた」なんて言いますし、心理学的には「共感疲労(Compassion Fatigue)」と呼ばれます。

かつての私もそうでした。

重い悩み(虐待、DV、自殺未遂など)を抱えた患者さんが帰った後、トイレで吐いていました。

そして、こう自分に言い聞かせていました。

「これだけ疲れるのは、私が全力で患者さんに寄り添った証拠だ」

「患者さんの痛みを分かち合えたんだ」

…大きな間違いでした。

それは寄り添いではありません。

あなたが感情のゴミ箱になっただけです。

■ 医者はインフルエンザをもらわない

厳しいことを言います。

患者さんのネガティブな感情に同調して、自分まで具合が悪くなるのは、プロ失格です。

想像してみてください。

インフルエンザの患者さんを診察するたびに、患者さんの苦しみを分かち合おうとして、自分もインフルエンザに感染する医者がいたらどう思いますか?

「いや、マスクしろよ」

「治す側が倒れてどうするんだ」

と思いますよね。

心の世界も同じです。

クライアントは、心の中に溜まった「毒(処理しきれない感情)」を吐き出しに来ています。

あなたが、共感という名のノーガード戦法で、その毒を真正面から浴びてどうするのですか?

あなたが疲弊している時、クライアントは「あースッキリした!」と言って帰っていきます。

これは、クライアントが自分の毒をあなたに押し付け(投影)、あなたがそれを引き受けた(逆転移)だけです。

毒は消えていません。

場所がクライアントから、あなたに移動しただけです。

あなたは、他人のゴミを引き受けて腐敗しているのです。

■ 60代の魔女は、なぜ疲れないのか?

本山先生(60代の心理療法家)を見ていて、不思議で仕方がないことがありました。

先生の元には、全国から手遅れと言われるような重篤なクライアントが次々と訪れます。

一日中、絶望的な話や、怒号や、慟哭を聞き続けています。

普通なら、精神が崩壊してもおかしくない環境です。

しかし、先生は夕方になっても、ケロリとしています。

「あら、もうこんな時間? お茶でも飲みましょうか」

と、まるで散歩から帰ってきたかのような爽やかさです。

私は聞きました。

「先生、疲れないんですか? あれだけ重い話を聞いて…」

先生は、不思議そうな顔で答えました。

「疲れる? どうして?

私は『聞いて』いないもの」

「えっ…?」

「私はただ、見ているだけよ。

映画を見るように、その人の脳の構造を観察しているだけ。

スクリーンの中の出来事に、いちいち巻き込まれていたら、仕事にならないでしょう?」

■「スポンジ」になるな、「鏡」になれ

多くのカウンセラーは、スポンジです。

相手の感情(水)を、自分の中に吸収しようとします。

だから、すぐに重くなり、汚れて、絞り出さないといけなくなる。

しかし、本山先生は鏡です。

光も、闇も、汚物さえも、すべてを正確に映し出しますが、

鏡自体は決して汚れません。

ただ、光を反射(リフレクション)させているだけだからです。

これが、人間掌握(構造介入)の極意です。

「悲しいんですね」と一緒に泣くのがスポンジ。

「あなたは今、悲しいと感じているのね」と事実だけを返すのが鏡。

冷たく感じるかもしれません。

しかし、プロとしてどちらが正しいでしょうか?

一緒に泣いて共倒れするカウンセラーと、

冷静に事実を映し出し、クライアント自身に「自分の姿」を気づかせ、立ち直らせるカウンセラー。

後者に決まっています。

冷徹な愛だけが、人を救えるのです。

■ バウンダリー(境界線)という結界

あなたが疲れるのは、クライアントとの間に境界線(バウンダリー)が引けていないからです。

「かわいそう」「助けてあげたい」というエゴが、境界線を曖昧にし、相手の侵入を許しています。

本山先生のセッションルームには、目に見えない強固な結界があります。

先生は、決して相手の領域に踏み込まないし、自分の領域にも踏み込ませない。

だから、どれだけ激しい感情が飛び交っても、先生の心は「凪(なぎ)」のままです。

そして、その安定した「凪」の状態があるからこそ、クライアントは安心して狂乱できるのです。

「この人は、私がどれだけ暴れても壊れない」という安心感が、治療を加速させるのです。

■ あなたを守るための技術

もしあなたが、共感疲労でボロボロになっているなら。

今すぐ「スポンジ」をやめてください。

それは優しさではありません。

自分を大切にできない人間が、他人を大切にできるはずがありません。

「鏡」になる技術を身につけてください。

それは、クライアントを劇的に治すための技術であると同時に、

あなた自身の心と命を守るための、最強の防御術でもあります。

悪いものをもらわず、跳ね返し、相手に気づきを与える。

そんな魔法の鏡の作り方、知りたくないですか?

追伸:

共感疲労から脱却し、

どんなに重い相談を受けても「無傷」でいられるプロの技術。

感情に同調せず、構造として捉える「人間掌握」のロジックを、

私が14年間の泥沼(共感疲労地獄)から学んだ教訓と共に、

【全14回の無料メール講座】にまとめました。

これは、あなたが「感情のゴミ箱」を卒業し、

凛とした「鏡」になるための記録です。

もう、セッション後に倒れ込みたくない方だけ、受け取ってください。

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